父の死をきっかけに高崎を訪れたハヤト(竹野内豊)。離婚したハヤトの母・メイコ(風吹ジュン)に思い出のサーフボードを届けてほしいという父の遺言と、フランス人歌手・クレア(カトリーヌ・ドヌーヴ)のコンサートチケットを見つけるが、その翌日、クレアの突然の死を知る。ハヤトは父の遺言を果たすため、家を出ていった母を探す旅に出る。一方、死後の世界で彷徨うクレアは、ハヤトの父ユウゾウ(堺正章)と出会い、見えない存在としてハヤトの旅を見守ることに。家族、仕事、人生―様々な葛藤を抱える中、旅路でハヤトが辿り着く答えとは?